
【プレ更年期に知りたいことシリーズ⑥】イライラ、モヤモヤにサヨナラ!「気質」を知って、心穏やかに過ごすセルフケア
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こんにちは!「プレ更年期に知りたいことシリーズ」第5弾です。
前回は、心身の健康の土台となる「睡眠」の重要性についてお話ししました。今回は、「更年期の症状って、人によって全然違うって聞くけど、どうして?」という疑問にお答えするため、「更年期の重さがどう決まるのか」について深掘りしていきます。
「私の友人は全然平気みたいだけど、私はなんでこんなに辛いの?」 「母は大変だったって言ってたけど、私はどうなるんだろう…」
そんな風に、更年期の症状の個人差に疑問や不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、更年期の症状の出方や重さには、いくつかの要因が複雑に絡み合っているんです。
『閉経マネジメント』(p.30)によると、更年期の症状の重さには、主に以下の4つの要素が影響すると言われています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
更年期は、卵巣機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が不安定になる時期です。このホルモンが「ゆらぐ期間」がどれくらい続くかが、症状の出方に影響します。 短い期間でホルモンの変動が落ち着く人もいれば、数年にわたってゆらぎが続く人もいます。ゆらぎの期間が長ければ長いほど、心身への負担が大きくなる可能性があります。
女性ホルモンの分泌は、閉経に向けて徐々に減っていくのが一般的ですが、その「減り方の高低差」も重要です。 例えば、緩やかに坂道を下るように減少していく人と、ジェットコースターのように急激にガクンと減少する人では、体に与える影響が大きく異なります。急激なホルモン変動は、体が適応するのに時間がかかり、自律神経のバランスを崩しやすくなるため、症状が重く出やすい傾向があります。
前回のシリーズ(第3弾)でも触れましたが、その人の「気質(性格や考え方の傾向)」も更年期の症状の重さに大きく影響します。 例えば、ストレスを溜め込みやすい、完璧主義、心配性、物事をネガティブに捉えがち、といった気質を持つ人は、体の不調をより強く感じたり、精神的な症状が出やすかったりする傾向があります。これは、心と体、特に自律神経が密接につながっているためです。
そして、生まれ持った「体質」も関係してきます。例えば、アレルギー体質の方、冷え性の方、もともと胃腸が弱い方など、体質によって不調の出方や、特定の症状(冷えや消化器系の不調など)が強く出る傾向があると言われています。
このように、更年期の症状の重さは、単に「ホルモンが減るから」という単純なものではありません。「ゆらぎの期間」と「高低差」といったホルモン変動のパターン、そして「気質」や「体質」といった個人の特性が複雑に絡み合い、一人ひとりの症状の出方や感じ方を決めているのです。
だからこそ、大切なのは、自分の体の変化や心の状態に耳を傾け、「自分にとって何が必要か」を見極めること。他の人と比較するのではなく、「自分だけの更年期」と向き合う姿勢が大切になります。
ホルモンのゆらぎや、それによって生じる体調の変化は、時に体に必要な栄養素のバランスを崩すことがあります。特に、骨の健康や精神的な安定に欠かせないカルシウムや、女性が不足しがちな鉄分は、日々の食生活だけでは十分に補うのが難しいことも。
「飲むわたしケアFemCa(フェムカ)」は、女性の健康維持に欠かせない鉄分とカルシウムをバランス良く配合し、ホルモン変動に揺らぐ心身を内側からサポートします。特に、心の安定に必要なセロトニンの材料となる栄養素の吸収を助けることにもつながるため、気分の波を感じやすい時期の助けになるでしょう。
更年期の症状の重さは、ホルモン変動のパターン、そしてあなたの気質や体質が複雑に絡み合って決まります。大切なのは、自分自身の体と心に寄り添い、個々の特性に合わせたケアを見つけることです。
まずは、ご自身の体の変化に目を向け、必要なサポートを見つけていきましょう。「飲むわたしケアFemCa」も、そのサポートの一つとしてお役立ていただければ幸いです。
次回は、【プレ更年期に知りたいことシリーズ⑥】として、「更年期の大事な要素、気質への対処」について、心のケアに焦点を当ててご紹介します。どうぞお楽しみに!
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参考文献