
【プレ更年期に知りたいことシリーズ④】ぐっすり眠って心も体も整える!更年期に大切な「セルフケア」の基本
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こんにちは!「プレ更年期に知りたいことシリーズ」第3弾です。
前回は、これからの長い人生を健やかに生きるための「閉経マネジメント」についてお話ししました。今回は、多くの人が「これって更年期?」と感じる不調の背景にある、更年期の「本当の原因」について深掘りしていきます。
「なんだか疲れやすい」「理由もなくイライラする」「急に汗が出る」…これらの不調を感じると、「もしかして更年期?」と不安になる方も多いでしょう。でも、実は更年期の症状は、単に女性ホルモンが減るからだけではないんです。
『この不調はぜんぶ更年期のせいだったの』(p.142)によると、更年期の不調は、以下の3つの要素が複雑に組み合わさって起こると言われています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「え、更年期と性格に関係あるの?」と思うかもしれませんね。でも、実は深く関わっています。例えば、真面目で完璧主義な方、我慢強い方、ストレスを溜め込みやすい方などは、更年期の症状が強く出やすい傾向があると言われています。これは、ストレスへの反応や物事の受け止め方が、自律神経のバランスに影響を与えるためです。自分の気質を知り、うまく付き合うことは、更年期を乗り切る上でとても重要になります。
更年期の最大の原因と言われるのが、閉経に向けて女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することです。エストロゲンは、骨や血管、肌、脳など、全身のさまざまな器官に影響を与えています。このホルモンが減少することで、ホットフラッシュ(ほてりやのぼせ)、動悸、発汗、気分の落ち込みなど、様々な身体的・精神的な不調が起こりやすくなります。
ただし、ホルモンの減少の仕方は人それぞれ。緩やかに減少する人もいれば、ジェットコースターのように急激に減少する人もいます。この「ゆらぎの期間」や「高低差」が、更年期の症状の重さに影響するとも言われています(『閉経マネジメント』p.30)。
仕事でのプレッシャー、子育てや介護、人間関係の悩み、親の体調不良など、40代は人生において多くのストレスに直面しやすい時期でもあります。これらの外的要因(環境)からくるストレスは、女性ホルモンの変化で不安定になりがちな自律神経にさらに負担をかけ、更年期の不調を悪化させる可能性があります。
例えば、睡眠不足や不規則な生活習慣も、体のリズムを乱し、不調につながりやすくなります。
このように、更年期の不調は、単一の原因で起こるものではなく、あなたの「気質」、避けられない「女性ホルモンの変化」、そして日々の「環境」という3つの要素が複雑に絡み合って現れるものなのです。
だからこそ、大切なのは、この3つのバランスを意識して整えること。
これらが、プレ更年期からできる更年期ケアの基本となります。
特に女性ホルモンの減少は、体内の栄養バランスにも影響を与えがちです。
例えば、女性ホルモンの減少は、骨からカルシウムが溶け出すのを促進し、骨密度の低下につながります。また、気分を安定させる神経伝達物質の生成には、鉄分などのミネラルが不可欠です。日々の食事だけでは不足しがちなこれらの栄養素を補うことは、3つの要素のバランスを整え、体調をサポートする上で非常に有効な手段と言えるでしょう。
当社の「FemCa(フェムカ)」は、プレ更年期の女性に必要な鉄分とカルシウムをバランス良く配合し、ホルモン変化に揺らぐあなたの体を内側からサポートします。
更年期の原因は一つではありません。あなたの個性(気質)、体の変化(女性ホルモン)、そして日々の生活(環境)が複雑に絡み合って、不調として現れるのです。このことを知るだけでも、漠然とした不安が少し和らぐのではないでしょうか。
次回は、【プレ更年期に知りたいことシリーズ④】として、「更年期におけるケアで大事なこと」について、さらに具体的なセルフケアの方法をご紹介します。どうぞお楽しみに!
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参考文献